LIBTECについて | 3分でわかるLIBTEC
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私たちLIBTECは、国内のリチウムイオン電池材料に関わる企業が集結し、
NEDOプロジェクトの委託事業とリチウムイオン電池材料評価の自主事業を進めています。
自主事業部では、組合員の持ち込み材料でリチウムイオン電池(LIB)を製造し、
そのLIBで電池特性評価・安全性評価・分析・解析を行い、結果をもとにコンサルティングを実施しております。
自主事業部で実施している、製造・評価・分析・コンサルティング等、
一連の業務の流れと特色を早わかりでご紹介していきます。
組合員の材料を用いて、一貫してLIBを製造しています。

LIBTEC製 ラミネート電池(5Ah、1Ah、30mAh)
LIBTEC製電池を用いて、サイクル特性、保存特性、温度特性、負荷特性、フロート特性、入出力特性など
多種多様な試験を約2,000chの充放電装置で実施しています。
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5A充放電試験装置
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20A充放電試験装置
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50A充放電試験装置
DSC、TG、ARC、カルベ式反応熱量計などを用いて電池材料の発熱特性などの評価を実施しています。
また、LIBTEC製電池を用いて、過充電、加熱、釘刺し、圧壊などの安全性評価試験を実施しています。
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安全性評価試験室
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釘刺し試験時の試験時間と電池温度の関係

XRD測定装置
電池特性評価前後で非破壊・破壊分析を行なっています。 一例として、Operando-XRD測定を実施することで、充放電時の結晶構造や面間隔の変化が明確となり、材料の違いによる差異をとらえることができます。
また、サイクル寿命特性評価前後に測定したdV/dQ 曲線のピークシフトを解析することで電池の劣化容量を非破壊で正極、負極に分離することが可能です。X線CT装置では、非破壊で電池内部の電極体積膨張や歪を捉えることができます。
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Operando XRDパターン
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サイクル特性評価前後の
dV/dQ曲線 -
大型X線CT装置で撮影した
電池透過像例 -
18650型LIBのX線CT像

LIBの黎明期(れいめいき)より研究開発、製造などに携わってきた電池メーカー出身者が電池特性評価・安全性評価・分析・解析した結果を考察し、電池メーカーの目線でコンサルティングを行なっています。